銀座本店は周辺の再開発のため、松屋銀座へ本店を移転しました
十石のおむすび、食材などの説明を一通り聞いたデザイナーの小泉誠氏は、銀座本店を、形から感じる「日本」ではなく、心から感じる「日本」に仕上げてくれた。 いたずらに、日本的なモノで形作るのではなく、その素材感から日本的な良さを感じて欲しい。心から感じる「日本」とは、今の私たちに必要な、安らぎと豊かさであると思う。 日本を代表する「杉」を多用した店舗はその素材感が、そのまま銀座「十石」の素材のこだわりをあらわす。また、その素材感は、触れるものに安らぎと安心感を感じさせる。
平成10年 銀座3丁目に本店を構え、おむすび専門店銀座十石は開業しました。素材厳選はもとより、当時では珍しい彩りの綺麗なおむすび包装資材が評価され、お土産になるおむすびとして、多数ご利用いただけるようになりました。しかし、当時は1個180円というおむすびに、「おむすび2個の値段ですか?」と質問されるお客様が少なくありませんでした。あれから10年たち、平成20年。本店のある地が再開発となり、銀座本店を閉店せざる負えなくなりました。このことを知った松屋銀座様から、次のようにお誘いいただきました。 「銀座のおむすびは、銀座十石で。松屋銀座店としてではなく、銀座本店としてお店を出してください。」創業の地、銀座からお店がなくなるという私たちの不安を、払拭してくれるありがたいものでした。
東京都中央区銀座3-6-1
松屋銀座地下1F
10:00〜20:00
11:00〜20:00
おむすびに合う素材というものを、日本中が探すと、「特に美味い」と感じるものの多くは、作り方が「昔から伝わるもの」だった。 日吉店舗は、新潟県在住 古民家再生建築デザイナー ドイツ人カール・ベンクス氏によってつくられた。百貨店のなかのわずかなスペースであるが、看板、ショーケースの衣装は、古民家の廃材「けやき」で作られている。 ベンクス氏は言う。「古いものはゴミではなく、磨けば光る宝物。特に昔に立てられた住宅は、本当に良い木を使っている。それが家の建て替えの際、ゴミのごとく捨てられていく。日本人は宝物を捨てている」
そんな想いから、建築デザイナーとして日本に残り 日本の古民家を再生している。 私たちが素材を通して気づいたこととベンクス氏の日本の古民家に対する想いは同じ。
「古いものに光を」、そんなコンセプトから生まれた。
10:00〜21:00
より良い食材を求め、築地場外市場に「仕込み場」を設けた。築地市場に隣接するこの地は、市場の活気をそのまま伝える。一度でもこの地に来たことがある方は、「築地は新鮮な食材だけでない」ことに気づくことでしょう。築地場外市場を作り出す建物は古く、ラフに商品を陳列し商売する光景に、「商い」の原点があるように思える。この地に「仕込み場」を設けたことで、銀座十石はおむすび屋から、新しい世界へ進みはじめました。 「築地魚弁当事始」。